金木犀の季節です。
いいですね。この静謐感。好きです。
金曜日の帰り道
ぼくは、この季節、この香りを聴くと、学生の頃を思い出します。
金曜日の夕方。
学校終わって、学生カバンを自転車のカゴに入れて、20分ほどの帰り道。
本当に、金曜日の夕方って、いいですよね。
特に、試験が終わった後とかね。
だから、ちょっと寄り道して、遠くにある本屋さんで立ち読みして帰ったり。
家に帰るまでの、ほんの短い時間。
すぐに終わっちゃうんだけど。
休日を過ごしているときよりも、なぜかその時間のほうが幸せだったんですよね。
一乗滝までの2時間
福井には、一乗滝という名所があります。
佐々木小次郎が「燕返し」を編み出したと伝えられる、あの場所です。
子供の頃は、遠足でバスに乗って見学するくらいの、ずいぶん遠い場所でした。
ところが、高校一年生になって、自転車で通学するようになりました。
そうすると、なんだか、その自転車で行けるところまで行ってみたくなりまして。
友達に誘われて、朝早く出かけて、2時間くらいかけて、一乗滝まで行きました。
いやー、ほんま行けるもんなんだ。って。笑
あれも、秋晴れのこんな季節でした。
箱庭ラボという自転車
箱庭ラボって、もしかすると、僕にとっては、
あの頃の自転車に似ているかもしれない。
ふと、そんなふうに思えました。
箱庭ラボを始めた頃、
ぼくは独立したいとか、
何か大きなことを成し遂げたいとか、
そんな野心は微塵もありませんでした。
ただただ、好きなことをやっていただけでした。
でも、自転車に乗ると、いろんなところに行けるようになるんですよね。
そして、そこで見た風景とか仲間との出会いが、
また違うところへ行ってみたいという気持ちにさせてくれる。
そうやって、少しずつ、自分の行きたい方向も変わっていく。
この3年間、箱庭ラボでいろんな風景を見てきて、
あー、同じかもしれない。って。
4期目へ
今年の8月、箱庭ラボは4期目を迎えました。
え?まだ続くんですか?笑
って思われている方、いらっしゃいますよね。
多分。
だって、箱庭ラボって、設立当初からちょっと変わった会社なんです。
『自分の好きなことを、とことんやってみたら、どうなるんだろう?』
そんなことを試してみる、ある意味、実験的な会社でしたから。
受験勉強とおなじ
もちろん、好きなことをやっているだけでは、会社は続きません。
ちゃんと事業として継続できるように、あれこれ仕込みもしてきました。
そんなことを考えていると、高校時代の受験勉強を思い出します。
行きたいところに行くためには、やらないといけないこともたくさんあります。
でも、やっぱり、
一番大事にしてきたのは、
「自分がやりたいこと。」
自分が面白いと思うことを、自分で作って、自分で動かして、確かめてみる。
それだけじゃー、だめなんですけど。
それがないと、ダメなんです。笑
さて、この実験、いったいどうなるんでしょうね。www
おしまい。
