やっと、筆を取ろうと思い立ちました。
最後に箱庭ラボ日記を書いてから約二ヶ月くらい間が空きましたが。
なにがあったか
これからの箱庭ラボをどうするか、
ずーーーーっと
モヤモヤしていました。
これまでの箱庭ラボの3年間は、
「ぼくが好きなことをやる」
が中心でした。
でも、これからは違います。
「それが、だれの、どんな課題に対して、どんな価値に繋がるのか。」
真剣に考えて、ビジネスとして成立させないと…。
そんなことを思いながら、構想をつくって、計画を立てて、
「こんなんじゃダメだ」と、またぶっ壊して。
そして、また再検討。
ずっと、それの繰り返しをしてました。(つらい。涙
問いとのたたかい
メインとなる問いは、
「箱庭ラボが自立してやっていくには?」
でした。
そこから、
→ランニングコストをクリアしないといけない。
→でも、受託開発だけではダメだ。
→ちゃんとプロダクトも作って、
→でも、そんなの、一からつくっている時間もコストもかけられない
→・・・、でも、箱庭ってそもそも何だったのかなー?
→たぶん、みんなが楽しいって思ってくれるのが大事なんじゃない?
→箱庭は、仲間がいないとなりたたないよ。
さらに、
→箱庭の技術基盤はほぼ完成したと思う
→でも、みんなに使ってもらうには、複雑すぎる
→ドキュメントとかチュートリアルたくさん作らないとな
→でも、そんな時間はあんまない。
→どうする?ビジネスも回さないといけない。どうする?
→・・・
悶々としてました。
ふと閃きました
「箱庭のビジネスパックを作ろう。」
→オープンソースの箱庭は使いづらい、
→でも、それをビジネスシーンに寄せたパッケージを用意してはどうか?
→でも、それを箱庭ラボ単独の商品にするのはなんか違う。
→箱庭って、みんなが集まる場所だよ。ビジネスもそう。
→だったら、箱庭ビジネスパックは誰でも作って商売できる。
→それを箱庭エコシステムの中でやるっていうアイディアが出てきました。
本当に、悶々とする日々の中で、
苦し紛れに。まっさらな紙を目の前にして。
絵を描いて、出てきた、一つの仮説でした。
でも、
「どうやって、そんなエコシステムを構築するんだ?どうやって宣伝するんだ?」
「そもそも、ユーザニーズはどこからくるの?」
また問いの始まりです。
「オープンソース、生成AI、、」
あ、
そうか。
GitHubで公開して、みんなで商売できるプロジェクトをつくってはどうか。
さらに、そのリポジトリは、生成AIがユーザの代わりに箱庭のエコシステムを読み解いて、
ユーザがやりたいことを実現してくる。
それなら、もしかすると、
ビジネスパックなんて大袈裟なものを一から開発するコストそのものがなくなって。
AIが箱庭の技術基盤を読み解いて、
ユーザのやりたいことに合った構成や実現方法を提案してくれるようになる。
まずは、
試して、
動かして、
使えるかどうかの判断を素早く回す。
そんな環境を作ろう。
と。
はじまりはいつも静かです
ぼくのなかで、様々な問いのもやが、急に、1つの線となって、すべてが繋がった気がしました。
これまで、ぼくは、生成AI(おもにcodex)を使って、AIに箱庭の様々なリポジトリを読み込ませて、開発をしてきました。
それと同じことを、一般ユーザやエンジニアの方々にもやれるような環境・知識構造を作ればいいんだ。
まずは、箱庭の基盤技術のカタログを作ろう。さらに、そのカタログを組み合わせてシミュレータを作るためのレシピを作ろう。で、それらは全部AIに作らせよう。
ただし、ルールは必要だ。カタログ、レシピは、yamlで記述し、スキーマで制約をかけ、チェックツールで揺れを防止する。
新しいレシピを作ろう。いままでやりたかったけどやれなかったこと。
世の中には、URDFやMJCFで公開されているロボットモデルがたくさんあります。
それらを箱庭のエコシステムに取り込むためのツールチェーンも、だいぶ整ってきてます。
ロボットアームも、四足歩行ロボットも、ロボットハンドも。
やれるはずだ!
やろう!!
箱庭ビジネスパック
これが、そのリポジトリです。
https://github.com/hakoniwalab/hakoniwa-business-pack
気がつけば、カタログやレシピも少しずつ増えてきました。
いろんな方に、この構想と実装を共有して、ぼくが何をやりたいのかを熱っぽく語ってきました。
一人、一人。
順番に。
一歩ずつ。
いま、少しずつ協力してくださる方々からPR(プルリクエスト)も届くようになりました。
この朝、ふと、静かに嬉しい気持ちになって。
筆をとりました。
おしまい。

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