2025年12月22日(月)
箱庭ラボは、箱庭ドローン・コア機能(hakoniwa-drone-core)v3.5.0 をリリースしました。
今回のアップデートでは、MuJoCoをベースとした物理シミュレーションに、PLATEAU都市データを連携し、
都市スケールでの環境シミュレーションが可能となりました。
これにより、
- 実在都市形状を反映したドローン飛行シミュレーション
- 都市環境を前提とした検証・評価・実験
といったユースケースに対応します。
v3.4.0からv3.5.0へのアップデート手順は、こちらを参照ください。

なお、環境シミュレーションの全体像については、以下のプレゼンテーション資料をご参照ください。
🚀 v3.5.0 の見どころ
- MuJoCo を最新版へアップデート
- v3.3.7 → v3.4.0
- 風の影響を受けるドローン挙動を再現
- MuJoCo ドローン剛体シミュレーションに風の影響を追加
- 衝突判定に対応
- MuJoCo ドローン剛体シミュレーションに建物・地形との衝突検出/PDUで参照可能に
- PLATEAU 都市データ対応
- MuJoCo ドローン剛体シミュレーションに実在都市データを追加可能
- 実在都市を使ったドローン飛行シミュレーション
- 複数機体同時シミュレーション対応
- 1つの MJCF で複数ドローンを定義可能
- 箱庭環境シミュレーションとの連携強化
- ブラウザ上で作成した環境・ルートをそのまま飛ばせる
- 地図&3Dビューでのリアルタイム可視化に対応
「単体ドローン」から、
「都市 × 環境 × 複数機体」のシミュレーションへ。
箱庭ドローンは、次のステージに進みました。
🎥デモ動画:都市データ編
PLATEAU で公開されている都市データをインポートし、
MuJoCo の干渉データとして組み込むまでの一連のプロセスをお見せします。
🎥デモ動画:自然環境設定編
ブラウザ上で、オープンストリートマップと重ね合わせながら風や電波強度を設定し、
シミュレーションデータへ変換するまでのプロセスをお見せします。
🎥デモ動画:ドローン飛行編
ブラウザ上で、オープンストリートマップと重ね合わせてドローンの移動ルートを設定し、
10台のドローンと環境シミュレーションを連携させた飛行の様子を、
three.js / Leaflet によりリアルタイムに可視化するまでのプロセスをお見せします。
合同会社 箱庭ラボ
担当:森崇

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