🛠箱庭ラボ日記──2025年9月3日


昔、司馬遼太郎さんの『関ヶ原』で読んだ一説を思い出します。
「筆が止まったら、自分の中の風景を思いつくままに書いてみるといい」

今日は、少しだけ時間が余ったので、久しぶりに箱庭ラボ日記でも書こうと筆を取りました。
けれど正直、何を書こうか?…と思いながら、もう数分経ちました。

だから今日は、思いつくままに、書いていこうと思います。

2年前のある日

確か、寒い冬のお昼頃、平鍋さんからDMが来て、数分打ち合わせをしました。

その時の平鍋さんの語りかけの一言は

「箱庭を1年やってみませんか?」

たぶん、そんなふうなことを言われたような気がします。
あれから、もう2年以上経ちますね。

箱庭ラボができて、平鍋さんからは、「自分の好きなように進めて良い」と言われました。

この平鍋さんの懐の深さにどう答えて良いかわからないまま走り続けています。

そして、今もその答えはわかりません。

今日は

平鍋さんとは、毎週、2時間だけお時間をいただいて、箱庭ラボの方針とか悩み事とかいろんなことを聞いてもらっています。本当にありがたいことです。今日はまさにその日でした。

ぼくは朝型なので、無理言って、朝9時にお願いしています。いつも平鍋さんの出勤をロビーで待って、一緒にエレベータで4Fまで上がります。今日は、平鍋さん、開口一番、

「今日、Gemini CLIで面白いことあった!」

って、本当に楽しそうに話されるののを聞きながら、笑ってました。

今日は、そんな風景が思い出されます。

明日は

明日は、朝6時の電車で神戸に行きます。

DITの岡田さんが、国際フロンティア産業メッセ2025で、箱庭のARドローンの展示をされるので、その応援に行くことにしました。

https://www.kobemesse.com

岡田さんと初めてお会いしたのは、2023年のEdgeTech+の会場でした。
あれから、もう2年のお付き合いになるんですね。

ぼくは営業ができないので、DITさん気鋭の営業マンである岡田さんに「営業のイロハ」について、移動中の電車でお話をお聞きしていたのを思い出します。

岡田さん曰く、「友達になる!一緒に飲む!」

「めっちゃ昭和!」って思いながらも、おもろい人やなーって思いました。

そして、岡田さんのその営業力は実績が証明しています。

そんな岡田さんが、「箱庭面白い!」っていつも言ってくれて、箱庭の営業を色々やってくださっている。今回のデモ展示もまさにその一環になってまして、本当にありがたいなと思います。

先週のJASA懇親会の2次会

先週は、東京出張の帰りに、JASAの定例会参加して、2次会まで飲んでました。

2次会では、万博出展で色々と助けていただいた、牧野さん、樋口さん、吉次さんと一緒に語り合いました。JASAの人たちは、万博を一緒にやり切ったという連帯と言いますか、絆のようなものがあるような気がします。

皆さん、色々親身に相談に乗ってくれます。本当にありがたいことです。

飲み会の席では、

牧野さんの万博での裏話を、ぼくが物語集としてブログに仕立てていますが、その裏の裏話で盛り上がったり。

樋口さんからは、ぼくとの最初の出会いから始まり、思い返せば、牧野さんとの13年ぶりの再会も樋口さんとの出会いから始まったようなものです。そして、飲み会の席では、箱庭ラボ、これからどうするかとか、協力できそうなこととか、色々とお話してくださいました。樋口さんって人は、人情味があって、気配りもあって、飲み会の席ではみんなにお酒がちゃんと行き渡っているか気にされつつ、でも自己主張せず陰で助けてくれるんですよね。人として芯もあるし、でも、「そんな樋口さんに対して、僕は何ができるんだろう?」とか色々と思いを巡らさずにはいられませんでした。

吉次さんは、聡明な女性で、「粘菌」の研究されてて、語り出したら止まらない、そんな研究者です。そんなお方が、万博展示会では、ARドローン体験会のサポートを何時間も立ちっぱなしで、やってくださいました。また、JASAの打ち合わせの場では、ドローンの最適化問題への応用を独自にリサーチされ、いろんなイベントで色んな人たちの課題を見聞きされ、独自の見解を深い洞察で淡々と語られるんですよね。一見すると、吉次さんって、おとなしそうに見えるのですが、鋭い視点で、スッと本質をついてくる、そのギャップが面白い、そんな風に僕には見えてます。いつか、箱庭ラボのブログで、粘菌と箱庭ドローンをテーマにした連載記事を書こう!って約束して帰りました。

ありがたい

箱庭ラボが出来て2年経ちますが、

ホントに、ありがたいなと思うのは、こういう人たちで出会いだと思います。

ここで登場していただいた人たちは、今ぼくの心象風景の中でふっと現れた人たちです。

でも、実はもっといろんな人たちが助けてくれています。

こういう繋がりは、数字では測れない価値なんじゃないかなって思います。

話変わりますが、
西田敏行さん主演の「陽はまた登る」という映画をご覧になった方おられるでしょうか。
あのVHSです。2時間録画。ベータじゃない。標準規格、みんな作って売ろう。

箱庭はそんな人たちと一緒に何かできると良いなと思いを巡らしつつ、今日はこれくらいにしておきます。

おしまい。


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