人って、無意識にやっている「癖」ってあるんですよね。
人から言われて、はっとするようなやつ。
たとえば。
散髪屋さんで、ふと言われたのは、
「真正面向くより、少し左向く癖がありますよね。」
とか。
自分自身、まっすぐ前を向いているつもり、
もう「0度」のつもりだったのに、
実は、そうじゃなかったんですよね。
たぶん、
ぼくは無意識にそういうやつなんです。
(人の言いなりにならないという意味で…、あー面倒くさいやつ)
今日は雪が積もりました。
みなさんもすでにご苦労されていると思いますが…、
昨日から、もうすごい雪です。
2026年1月23日16:00現在、
福井は、かなり積もっています。
朝から雪かきです。
仕事が終わったら、また雪かきです。
でも、なんかね、
雪ってシンドイけど、
外から眺めていると、良いんですよね。
あの雪溜まりのシルエット、
まるで
「美味しいショートケーキ」
に似ているじゃないですか。
(怒られそうだけど…)
レンブラント。
昔、すこし読んだ本がありまして、
強制収容所で生き残った方って、
いまの現実に悲嘆するよりも、
その場で、
「あ、この水たまりに映る風景は、
レンブラントの絵に似ている」
と思っちゃう人。
っていうのを、聞いたことがあります。
たしか、ヴィクトール・E・フランクルの
「夜の霧」
だったと思います。
箱庭って地味ですよね。
いま、
「箱庭コンダクター」
なんてものを作っています。
いやー、これ、ほんま地味。
なんちゅうの?
えっとね、
CUI画面でコマンド叩いて、動くやつです。
「GUIないん?」
そんなん、ありません。
「何がすごいの?」
えっと…、
複数のパソコンで仮想時刻を同期させるようなやつでして…
「は?なにそれ?」
ですよねー。
いいんです。
ぼくは、今日、このテストをやりました。

(箱庭コンダクターのテスト構成)
パソコンを三台、並べます。
一台はサーバー。
srv-01。
二台はクライアント。
cli-01 と cli-02。
それぞれが勝手に動こうとするのを、
真ん中で調停する役がいる。
それが、
箱庭コンダクターです。
そして、
クライアントの間の時刻のズレは、
20msec 以内に収まることが保証されます。
……あ、
どうでもいいですよね。
そんなこと。
見た目の美さ、かっこよさが大事。
わかる。
箱庭ラボという会社は、
2023年にできました。
そのとき、
真っ先に取り掛かったの、
実は、この箱庭コンダクターなんです。
でもね。
これ、地味なんです。
いやー、ほんと、地味。
「何に使えるの?」
よくわかりません。
だから、ぼくは、
平鍋さんと一緒に、
「箱庭ドローンシミュレータ」
を作りました。
自分に自信がなかったんです。
そして、あのときは、
それでよかったと思っています。
(箱庭ドローンPROもできましたしね)
でもね。
箱庭ラボの三年計画の、最後の年。
「最後に、本当に作りたかったものを作ろう」
って、思いました。
今しかない、
ってやつです。
箱庭の風景
箱庭って、
Unity とか、ROSとか、Zenohとか、
ビジュアル面、流行りの技術で持て囃されがちですが、
(……そう仕向けたのは、自分でもあるんですけどね。)
でも、ずっと、
そうじゃない、
という思いがありました。
いま、
これだけは置いておきたい。
今は、まだ役に立つものではないかもしれない。
そういうのが、
ぼくにはあるんです。
そして、
それを最後に作って、
残したい。
「たくさんのマシンを跨いで、
すべてのプログラムが、
同じステップで、
整然と動く姿が、
美しく見えませんか。」
そういうの、
いいじゃないですか。
まー、なんかね。勝つためじゃなくて、
負けると分かっていても、なお選ぶ矜持として。
(ぼくは銀英伝のロイエンタールが好きなんすわ)
おしまい。

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