📢 プレスリリース公開中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000160692.html
2025年8月1日、合同会社箱庭ラボは、ドローンシミュレータ「箱庭ドローンPRO」の商用ライセンス提供を正式に開始し、あわせて最新版 v3.2.0 を公開しました。
これにより、長年オープンソースとして育まれてきた「箱庭」は、教育・研究・実証・商用開発の現場に向けた“社会実装型シミュレータ”として、本格的な展開を開始します。
🎉 箱庭ドローンPROとは?
「箱庭ドローンPRO」は、従来のオープンソース版「箱庭ドローンシミュレータ」をベースに、商用ライセンス・技術サポート・教育支援を組み合わせた実装支援パッケージです。
主な特徴は以下のとおりです:
- ✅ PX4 / Ardupilot 対応の実機互換制御
- 🌪️ 風・気温・気圧など外乱の再現
- 🕶️ VR/ARによる可視化・体験
- 🤖 Digital TwinやAI連携(自然言語制御、経路最適化など)
大阪・関西万博、Japan Drone などの展示イベントをはじめ、教育機関や自治体による実証プロジェクトでも多数導入されています。
🚀 箱庭ドローンシミュレータ v3.2.0 の主なアップデート
箱庭ドローンは、ドローン物理エンジン・ゲームエンジン・AR空間とリアルタイムに接続可能な、開かれたシミュレータです。
- プロペラ風圧や外乱まで再現できる物理エンジン
- Unity / Unreal Engine の 両対応(PDUで同時接続も可能)
- カメラ映像を活用した AR訓練モードで現実に重ねて安全に操作練習

🧊 プロペラや風圧の影響を忠実に再現!
物外部環境のシミュレーション機能を強化し、以下の要素を新たに再現可能としました:
- 温度:モーター出力に影響
- 気圧:揚力と高度制御に影響
- バウンダリー:壁・床・天井近傍での風の跳ね返りや吸い付き
📝 詳細:Boundary Disturbance ドキュメント
こちらは、天井近くでドローンを飛行させた時に、壁に吸い付く現象の再現シミュレーションです。
こちらは、地面スレスレでドローンを移動させた時に、逆風で遅くなる現象の再現シミュレーションです。
🎮 ゲームエンジ2大巨頭を制覇!Unity && Unreal Engine 対応
箱庭ドローンのビジュアライズ機能が、Unityに加えてUnreal Engineにも対応しました。
本リリースでは、WebSocket クライアントとして箱庭 Web サーバーに接続することで、ドローン挙動のリアルタイム再現が可能になりました。Unreal Engine による高品質なビジュアライズ表現を活用することで、箱庭の臨場感あるシミュレーション体験がさらに加速します!
AR空間でドローン操縦訓練!
大阪・関西万博でも好評だったARドローン訓練モードが正式登場!
- カメラ映像を通して直感的に状況確認可能
- 実空間にドローン挙動を重ねて安全に練習
- プロペラ風も再現(Unityパーティクルによる視覚化)
🧩 Python API & Docker対応
- Python API:PDU通信をPythonから操作可能に
🔗 hakoniwa-pdu-python - Docker対応:環境構築のハードルを大幅に軽減
📦 Docker Getting Started
🐞 バグ修正
- Ardupilotとの連携時に発生していた core dump を修正
🔧 Issue #21
📅 今後の予定
🎥 無料オンラインデモ(8月20日 12:30〜)
- 箱庭ドローンPROの使い方や活用事例をご紹介
- YouTube Live にて配信予定(申込不要)
詳細は公式サイト・SNSにて近日公開予定です。
🎓 教育サービス開始(9月予定)
- オンライン/オンサイトの講座を順次展開
- 初学者〜開発者までを対象に、段階的なスキル習得をサポート
- 「箱庭スキルマップ」に基づく体系的な教育カリキュラム
🔗 リンク一覧
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合同会社 箱庭ラボ 担当:森崇
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