ホント、毎日暑いですよね。
この暑さにたまりかねて、最近のぼくは、朝の涼しい時間帯(4時くらい)に外に出て、朝焼けと共に歩く生活を続けています。
新聞配達の人を横目に、まだ暗い道を、ヒタヒタと静かに歩く。
30分もすると、空が白みはじめ、やがて淡いオレンジの朝日が顔を出してくれます。
その頃には、もう汗だくで、帰る頃には、シャツはびっしょり。
でも、シャワー浴びて仕事に着くと、なんだかいつもと違う爽快な気持ちになれてる。
暑さって、ただシンドイだけのものって思うと辛いですが、時とやり方を変えると、こんなふうに違う見え方もするんですね。
でも、夏は──ニガテ。
今週はもの書きの毎日でした。
先週は、Unreal Engineの開発の話をさせていただきましたが、
今週は打って変わって、ひたすら「書く」ことに向き合う日々でした。
でも、ぼくは時々思いますが、「ものを書く」と言うのと「プログラムを書く」と言うのはすごく似ていると思うのです。
つまり、プログラムって、まっさらな状態で、いきなり書けますか?
「何を作るか、どう作るか、コードにすると、こうだよね?」というのを行ったり来たりしますよね。
もの書くときも、基本は同じだと思うんです。
まず、「何を書きたいのか」「誰に伝えたいのか」を考えて、
構造を検討して、あれこれ悩んで、ようやく──
最初の一文が、生まれる。
そんなふうに、感じています。
来週、大阪に行って発表してきます
そして、実は、来週は、久しぶりに“話す”番です。
というのも、大阪で開催される「DRONE HYOGO MEETUP」というイベントで、
発表をさせてもらうことになりました。

きっかけは、先月。
いつもお世話になっている牧野さんから、
「発表してみる?」って声をかけてもらいまして。
その瞬間、考える間もなく、「はい、やります!」って即答してました。
あれは、もう、ほとんど反射でしたね。
書き上げました。
で、今週、その発表に向けて、約4時間、モヤモヤしながら、書き上げました。
毎回ホント悩みます。
発表資料を作るとき、自分の中のルーチンワークは、こうです。
- 発表概要を思い出す(だいたい1ヶ月前のことなので、もう忘れてます)
- 発表時間を確認する(今回は10分)
- とりあえずアジェンダを描きはじめる
- そして、ふと思い出すんです──
- 「あれ?これ、誰が聞きに来るの?」
「はい、きました。いつものパターン」です。
ぼくは、いつもこういうやつなんです。
僕の脳内は、いつも「how」だらけ
ぼくは、どうやって作るかは得意。技術的にどう解決するかは、すぐ出てくる。
でも、「誰に伝える?」「何を伝えたい?」
この“what”が、いつもすっぽり抜けてるんです。(でも、自分が作りたいwhatはたくさんあります)
それで、改めてイベントのホームページを見返してみました。
参加される方々の手がかりを探しながら──
- ドローンビジネスで協業パートナーを求めている方
- 自社の業務がドローンで発展できると考える方
- ご自身のスキルやアイデアでドローンビジネス展開を検討している方
- ドローンに関連が無い方(実は大きなビジネスチャンスがあります)
(HPより抜粋)
あ、そうだった。
ビジネス版の箱庭ドローンシミュレータの話、しないといけないやないの。
ていうか、それ、自分のミッションやん。
……いや〜、思い出されました。よかった、よかった。
発表タイトルをどうするか?
──てなわけで、タイトルからもう一度考え直しました。
視聴者の方は、おそらく「そんなにシミュレータのことに詳しくないんじゃないか」
「というか、ちまたの“ドローンシミュレータ”って、あんまり良いイメージないんじゃ?」
そんな仮説を立てて、タイトルをこうしました:

「どこでも」+「リアル体験」
箱庭でドローン操縦訓練
……って、なんか良くないですか?
ぼく、こういうの好きなんです。
はい、自分の好みでモチベ上げてパワポ描いてます。(大事)
そして、最初の一枚
そして、最初の一枚はこれ:

「そもそもドローン飛ばすの、難しい。」
これが、シミュレータが解決する根っこの課題なんですよね。
技術的な正しさじゃなく、
まず「飛ばすのって怖い・難しい・壊れそう」っていう、感覚としてのハードル。
それを取り払うところから、話を始めようと思いました。
なぜなぜ?
そして、そこから「課題」とその「構造」へ導く。

「どこで飛ばせるか?」
「いつ飛ばせるか?」
「飛ばしたときに何が起こるか?」
できる/できないという視点から、
安全上のリスクへ、さらにその先にある法規制へ──
この一連の流れを、図にして、自分も納得、あー、こういう構造だったんだーって。いやー、なっとく納得。
でも、この試行錯誤と絵を描くのに、
実は、2時間かけてます。はい。。
でも、あとは、解決 howの世界ですから、お得意になるわけです。
これが発表資料です。
そして、これが拙い資料ですが、4時間かけて作成したものです。
当日は、発表中に、リアルにQUEST3使って、箱庭ドローンをDIT岡田さんに飛ばしてもらって、会場の方々の前を飛んでもらう、そして、その映像をスクリーンで映し出すというのをやります。
うまくいくといいなー。
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